『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第8話「燕雀いずくんぞ」感想・作品情報[ネタバレあり]

父の汚職をたくやに打ち明ける澪、しかし三月の嫉妬で「たくやへの恋心」を知られてしまう事となり予想をしなかった展開へ!?

・2019年春アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』第8話「燕雀いずくんぞ」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

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Hi.アニ!

元の世界へ戻ってきたたくや、今度は一条美月とリフレクターデバイスを巡り、父の親友「龍蔵寺」と対決する展開に!?…

父・広大の遺品を届けるためたくやは島津澪と結城正勝の3人で猟奇殺人事件「タタリ騒動」の中心地と噂されている龍蔵寺の屋敷を訪ねます。龍蔵寺が所蔵している400年前からあると言われている「タペストリー」を目にして歓喜する澪。一方、たくやは自分の父と母の過去の話を聞かされ、そしてたくやに「リフレクターデバイス」のことで核心をついた質問をしてくるのですが!?・・。

色々と伏線が張られた前話の中で一番重要なワードと思われるのが、龍蔵寺の母親がたくや達へその意味を知っているか?と訪ねた「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」という故事成語。どうやらその意味には龍蔵寺の様子が最近大きく変わった事と関係がありそうです。

第8話「燕雀いずくんぞ」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■第8話 あらすじ

父・島津市長から突然ナショナルスクールへの編入を指示される澪。残された時間も少ない中、なんとか三角山の謎を解明したいと奔走するが、ケガをしてしまう。たくやに保健室で介抱された澪は、たくやに全てを話すことを決心する…(HP引用)

アニメ視聴感想(第8話)※ネタばれ注意

偶然に市長である父がジオテクニクス社の工事に絡んだ汚職に関係していることを知った澪は、そのことを学校の保健室でたくやに告白します。しかしそこにたくやとは「男と女」の関係である三月が現れ、秘密にしていた澪の「たくやへの想い」を明かされてしまい・・。ヒロインの一人である「澪」にスポットが当てられていた今話、予想どおりというか・・澪は立派な「ツンデレ」さんでした!(笑)。

いや、ツンデレという呼び方ではヌルすぎる。その秘めた想いは「一途で激しく熱い!」澪なのです。

しかもたくやと「肉体関係あり」の三月と嫉妬の火花を飛び散らせます!!。これは・・「どっちが勝利するのかな?」(笑)などと思って観ていたら、たくやにしか打ち明けていないはずの島津市長の「汚職告発文」が校内に掲示され澪は大ショック!。

犯人は澪とたくやの会話を盗み聞きしていた「デコ出し野郎」こと結城正勝のはずですが・・それだと展開として普通すぎる気も。どのみち澪は秘密を明かされたショックで気持ちがたくやから離れ、三角山の秘密も明かされないという事になりそう・・。それを回避するのがたくやの「次なるミッション」となるのかな?

そしてお話しの流れを考えるとこの事は三月にも絡んでいそう。澪を攻略(?)して三角山の秘密を解き明かすことが三月を救うことに繋がっているような気がします。それにしても三月は「独占欲」が強いですね。HPのキャラクター紹介では「龍蔵寺を愛しているが、妻帯者のため、実らぬ恋に苦しんでいる」と書いてありますが、そんなカワイらしいもんじゃない!(笑)。

それともたくやと澪に対してジェラシーを燃やしていると思える行動も、実は何か「別の意図」がある?。・・と色々書きましたが、私は原作ゲームは未プレイなので根拠はあまりない「個人の想像」です(笑)。実際の展開はもっとビックリするものだったりして!?。

今話で重要な展開の鍵を握ることになった「結城正勝」。見たまんまの展開だったとしたらこの男、結構「サイコ」なキャラなんじゃ・・たくやと澪を引き離すために告発文を作ったとしたら・・澪が可哀相。「好きな人」にする仕打ちとは到底信じられない(笑)。普段は「おやびーん」と言っているだけの(!)人畜無害なキャラなので尚更なのです。

一方、物語の最大のキーキャラと思われる神奈は今話も援交(笑)。何かの弱みを握られて、というのはわかるんですけどね・・メインキャラにしては扱いが不憫すぎる気も。「援助交際」娘のイメージしか今のところない(!)可哀相な神奈ですが、少しでも早くその「事情」が描かれてほしいところです。

放送・配信情報

 放送局
AT-X 毎週火曜日23時00分~
TOKYO MX 毎週水曜日22時00分~
ABCテレビ 毎週水曜日26時50分~
BSフジ 毎週木曜日24時00分~
メ~テレ 毎週土曜日26時44分~
AbemaTV 毎週金曜日25時30分〜

配信

dアニメストア・U-NEXT・Amazon Prime Video・FOD・Hulu等で配信

 スタッフ・CAST

STAFF
原作:菅野ひろゆき / MAGES.
監督:平川哲生
キャラクターデザイン:大塚舞
助監督:松下周平
サブデザイン/小物設定:藤崎賢二 枡田邦彰 村山公輔
美術監督:坂上裕文 加藤浩
美術設定:加藤浩
美術背景:ととにゃん
色彩設計:宮脇裕美
撮影監督:難波史
撮影アドバイザー:中村雄太
編集:丸山流美
音響監督:たなかかずや
音響制作:東北新社
音楽:ヨナオケイシ 高見龍 Evan Call 川村竜(BPS Studio)
音楽制作:MAGES.
オープニング・エンディング 作詞・作曲:志倉千代丸
アニメーション制作:feel.
プロデュース:GENCO
製作:PROJECT YU-NO
CAST
有馬たくや:林勇
ユーノ:小澤亜李
波多乃神奈:内田真礼
一条美月:大西沙織
島津澪:釘宮理恵
武田絵里子:小林ゆう
朝倉香織:前田玲奈
有馬亜由美:名塚佳織
龍蔵寺幸三:楠大典
結城正勝:藤原祐規
豊富秀夫:江口拓也