『盾の勇者の成り上がり』第15話「ラフタリア」感想・作品情報[ネタバレあり]

ラフタリアと親友リファナの「悲しすぎる再会」に只々涙が止まらない・・

・TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』第15話「ラフタリア」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

前回の感想記事

Hi.アニ!

消すことのできないかつてラフタリアが「奴隷」だった時の記憶、世界を救う前に今度は「民族問題」と向き合う事になる「勇者 尚…

奴隷だったラフタリアの奴隷としての辛い過去のシーンが何度も映し出されていたいた前話、体は大きくなりましたがラフタリアにとって「ついこの間」の出来事なんですよね・・・。果たしてラフタリアは過去を断ち切る為、自分を捕らえていた貴族を剣で貫いてしまうのしょうか?。

久々にシリアスなシーンの連続、久しぶりに「幼女モード」のラフタリアを見れたと思ったらこんな形でに再登場となるとは・・。幼女のつらい姿を見るのはツライ!、こんなの誰も歓ばない(怒)。でもフィーロが辛い目にあっているシーンでは思わず笑ってしまいました!!(結構楽しそう?)。

第15話「ラフタリア」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第15話 あらすじ

イドルを追い詰めるラフタリア。その瞳には復讐の炎が灯り、殺意を帯びた切っ先がイドルののど元に突きつけられる。尚文の言葉で一度は怒りを飲み込むが、イドルが再びラフタリアに襲いかかろうしたそのとき……。(HP引用)

脚本:江嵜大兄 絵コンテ:阿保孝雄 演出:工藤利春 作画監督:森賢/大高雄太/小松沙奈/清水海都

アニメ視聴感想(第15話)※ネタばれ注意

ラフタリアの口から語られたのは奴隷として過ごした壮絶な過去、そして捕らわれていた地下牢に訪れたラフタリアは親友「リファナ」と悲しい再会を果たします・・。重い・・「異世界転生ファンタジー」とは思えない重すぎるエピソード、リファナの「村に帰りたい・・」というセリフに思わず涙。

でも「転生できた別世界でハッピー!」みたいな都合良よく脳天気なお話しではない苦さや苦しさが交わるこの展開が「盾の勇者」のよいところなのです。これぞ「リアル系異世界ファンタジー」、現実が少しは混じらないと自分が住んでいる世界とは関係ない「作り話感」が強くなってキャラクターへの感情移入も薄くなっちゃいますからね。

旧来のこの手の作品が「マジンガーZ」のようなヒーロー系ロボット作品であるならば、盾の勇者は「富野由悠季」監督の機動戦士ガンダム等に代表されるリアル系ロボット作品だと感じます。まあ、リアルすぎると「陰鬱」が強すぎて逆に嘘っぽくなってしまいますけどね(笑)。

それにしても「波」より先に尚文にはやるべき目的が出来たのではないかな?、世界を救うというのは圧政から人々を救うということも含まれているはず。ラフタリアから「リファナの盾の勇者への思い」を聞いてしまったからにはもう避けることはできない!?。

他の勇者3人も含むメルロマルク王国との全面対決もありそうに思える今話の「盾の勇者の成り上がり」でした。さて、自分はAT-Xで盾の勇者を視聴しているので、この後放送の「世話焼きキツネの仙狐さん」を見て癒されるとしますかね・・(笑)。

しかしラフタリアが捕らわれていた牢獄、そう言えばまだ聞こえはいいですがナチスの「アウシュビッツ収容所」みたいなことですよね・・強制連行のシーンもあり特定の人種を差別している。流石にこの事実にはメルティも亜人排斥派の父の擁護はできないでしょう・・。それとナチスの話でいう「虐殺」に至るまでの経緯はあるのでそこら辺までも劇中で描かれると作品の奥行きは更に深くなるのかな?と思います。

 放送局・配信情報

放送局
AT-X 毎週水曜 22:00~
リピート放送: 毎週金曜 14:00~ / 毎週日曜 23:00~ / 毎週火曜 6:00~
※週1話ずつ4回放送
TOKYO MX 毎週水曜 25:05~
テレビ愛知 毎週水曜 26:35~
KBS京都 毎週水曜 25:05~
サンテレビ  毎週水曜 25:30~
TVQ九州放送 毎週水曜 26:35~
BS11 毎週水曜 25:30~

配信

dアニメストア・ Hulu・ U-NEXT・Amazonプライム・ビデオ FOD・ Netflix等で配信

スタッフ・CAST声優

スタッフ

原作 – アネコユサギ
原作イラスト – 弥南せいら
監督 – 阿保孝雄
シリーズ構成 – 小柳啓伍
キャラクターデザイン・総作画監督 – 諏訪真弘
デザインリーダー – 高倉武史
デザインアシスタント – 和田慎平
モンスターデザイン – 森賢
アクション設計 – 黒田結花
プロップデザイン – 杉村絢子
色彩設計 – 岡松杏奈
ビジュアルアドバイザー – 増山修
美術 – 木下晋輔、西口早智子、明石聖子
3DCGディレクター – 越田祐史
2Dアーティスト – hydekick
モーショングラフィックス – 上村秀勝
撮影監督 – 梶原幸代
編集 – 須藤瞳
音響制作 – グロービジョン
音響監督 – 郷文裕貴
音楽 – Kevin Penkin
音楽プロデューサー – 飯島弘光、植村俊一
アニメーション制作 – キネマシトラス

CAST声優

盾の勇者 岩谷尚文 : 石川 界人
奴隷の少女 ラフタリア : 瀬戸 麻沙美
フィロリアル フィーロ : 日高 里菜
剣の勇者 天木 錬 : 松岡 禎丞
槍の勇者 北村元康 : 高橋 信
弓の勇者 川澄 樹 : 山谷 祥生
メルティ : 内田 真礼