夾がいつも由希と対立しているのは「何かから逃れたい」という理由がある!?、そして透を利用し叶えようとしている紫呉の「願い」とは?・・草摩一族が背負う暗い部分がまたも垣間見えた第10話でした
・2019年春アニメ『フルーツバスケット』第10話「だって、バレンタインだもん」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。
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牛の干支を持つ『草摩潑春』が登場、マイペースな潑春ですが彼がそうなった理由は特別な「初恋の人」由希との出会いでした!…
常にマイペースでゆったり、しかし時には突然の荒々しさで夾との激しいバトルを繰り広げる「チャリで来た。(でも牛歩)」中学生の『草摩潑春』が登場。その潑春の今を形作っているのが「初恋の人」由希との出会いでした・・。潑春の心の枷を外してくれた由希、人それぞれに違う良さがあるという「背中についている梅干し」の透の言葉を思い出します。
・・と非常に良い役回りで(!)その登場を終えた潑春ですが再登場はあるのかな?。基本的には猪突猛進の「楽羅」のようなトラブルメーカーとしての盛り上げ役の方が似合っていそうな「チャリで来た。」中学生の潑春でありました(笑)。
第10話「だって、バレンタインだもん」【ストーリー】
■第10話 あらすじ
バレンタインデー前日。夾は校門前で待っていた楽羅を見た途端、一目散に逃げ出した。猛追する楽羅は、バレンタインデー当日にデートをしようと誘いに来たという。だが、夾は断固拒否。そこで楽羅は、透と由希も交えたWデートを提案。デート未経験の透が嬉しそうに目を輝かせるので、夾は渋々Wデートをすることに。(HP引用)
脚本:岸本 卓 絵コンテ:井端義秀/榎本 明 演出:工藤寛顕 作画監督:國井実可子/菅野智之/飯飼一幸 総作監:竹本佳子/金子美咲
アニメ視聴感想(第10話)※ネタばれ注意
バレンタインデーという少女漫画にはこれ以上ない大イベントで「楽羅」またまた登場のドタバタの回となるかと思いきや・・途中からかなりシリアスな雰囲気に。今まで「トムとジェリー」のように仲良くケンカしている、と思っていた由希と夾ですがそれには理由がありそう!?。
そしてその事に心を閉ざしてしまう夾に対し「(無理して由希と)仲良くしなくてもいい・・」と、あるがままの夾を受け入れようとする透の包容力の大きさにちょっとジーンとしてしまいました(涙)。でもそんな透を利用しようとしているのが・・変態癖作家の紫呉です!(笑)。
許せん!何を企んでいるのだ!!(怒)・・なんですけど、こちらにも隠された草摩一族の事情と紫呉の強い「願い」があるようです。それにしても夾には「自分を偽って逃げてるじゃん(笑)」とプレッシャーをかけておきながらこのタヌキおやじは・・、って「犬」ですか(笑)。
正直なところこれから描かれる草摩一族の事情はあまり楽しくなさそう(!)なんですけど、そこは透の笑顔の力を信じ次週の展開を待とうと思います!。
何だかちょっと不安な雰囲気で最後は上書きされてしまい、タイトル名の「バレンタイン」とは程遠い回となってしまったのですがちゃんとバレンタインデーらしいネタも入っていたのです・・。一応、透と楽羅だけが楽しそうな(!)「ダブルデート」のシーンもありましたし。
ところでバレンタイン当日の女子に発現するという「カッコウ」の習性は本当の事なのですか?(笑)。
『フルーツバスケット』商品紹介(2019.6.8)
「フルーツバスケット」 放送・配信情報
テレビ東京 毎週金曜 深夜1:23~
テレビ大阪 毎週金曜 深夜2:10~
テレビ愛知 毎週金曜 深夜2:05~
長崎文化放送 4/18(木) 毎週木曜 深夜1:55~
AT-X 毎週土曜 夜9:00~
リピート放送:毎週(日)朝7時/毎週(火)午後1時/毎週(木)朝5時
BSテレ東 (月) 毎週月曜 深夜0:30~
「配信
ドコモアニメストア・U-NEXT・バンダイチャンネル・Hulu・Amazonプライム等で配信
スタッフ・CAST声優
STAFF
原作・総監修 – 高屋奈月
監督 – 井端義秀
シリーズ構成 – 岸本卓
キャラクターデザイン – 進藤優
美術監督 – 神山瑤子
色彩設計 – 菅原美佳
撮影監督 – 設楽希
編集 – 肥田文
音響監督 – 明田川仁
音楽 – 横山克
音楽制作 – トムス・ミュージック
アニメーション制作 – トムス・エンタテインメント
製作 – フルーツバスケット製作委員会
CAST
本田 透 石見舞菜香
草摩 由希 島﨑 信長
草摩 夾 内田雄馬
草摩 紫呉 中村悠一
草摩 楽羅 釘宮理恵
草摩 紅葉 潘めぐみ
草摩 はとり 興津和幸
草摩 潑春 古川慎
草摩 綾女 櫻井孝宏
草摩 慊人 坂本真綾
魚谷 ありさ 種﨑敦美
花島 咲 佐藤聡美
本田 今日子 沢城みゆき