自分が居てもいい「帰りたい場所」、透の涙に作品タイトル『フルーツバスケット』の意味が心に深く染入ってくる第5話でした!
・2019年春アニメ『フルーツバスケット』第5話「勘違いをしていました」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。
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夾大好き猪少女「楽羅」の登場が透・由希・夾の三人の関係に何か大きな変化が起こるのかと思っていたら・・そんなこともなかった(笑)。でも楽羅を通して透と夾の距離は少し近くなったのかも?という前回のフルーツバスケットでした。それにしてもイノシシ年の楽羅、「猪突猛進」で台風のように草摩家を破壊して去っていきましたが・・再登場はあるのかな?(笑)。
そんなドタバタが楽しかった前回ですが、最後は透の動揺を受けたカットで終了。さすがにこの表情、何か起こりそうなんですけど!?・・。
第5話「勘違いをしていました」【ストーリー】
■第5話 あらすじ
透のもとにおじいさんから電話が。娘夫婦と同居するための家の改築が終わったという。透は新しい家の住所を残して、草摩家を去って行った。そもそも改築が終わるまで居候していたにすぎない。他人がいる方が変なんだ――分かってはいたけれど、草摩家の空気はどこか重い。由希と夾も、透の存在が心に引っ掛かっていた。(HP引用)
脚本:岸本 卓 絵コンテ:井端義秀 演出:猪狩 崇 作画監督:大沢美奈 総作監:番由紀子
アニメ視聴感想(第5話)※ネタばれ注意
この作品のタイトル名が何故「フルーツバスケット」なのか回収された今話のエピソード、初めて「透」が描かれた回でもあったのではないでしょうか。「本当に居ていい自分の居場所」それにが気付き、感情を抑えられず「帰りたい」と透が流す涙に思わずもらい泣きです・・。
草摩家を出ていった透のことを気にして新しい住所を密かに訪れた由希と夾が、透の本心を聞いて連れ帰る流れもいいですね。
原作も透と由希・夾で別々の視点での描き方だったのでしょうか?。いつも明るく弱い所ところを一切見せない透が初めて見せた涙。由希と夾が自分達と同じく透も自分の「居場所」を探していたと気付く流れにグッときます。この作品『フルーツバスケット』、ラブコメと思って観ていたのですが・・それだけではないテーマが深い作品だったのですね。
なるほど、少女漫画というジャンルの括りに捉われていない誰にでも共感ができる所が人気に繋がっているのでしょう。そしてアニメの方も今話のエピソードへ繋げるまで時間をかけ丁寧に描かれていたのが分かります。まだ視聴されていない方はぜひ御視聴を!、配信等で1話からじっくり見ていただきたい、そう思ったフルバの第5話でありました。
いつもながら感情豊かに描かれているキャラクター作画の良さが今回は特に活きていました!。透の泣きの演技も良かったですが、それ以上に印象的だったのが、いつもクールな由希の「(透が)べ、別にいなくなったからって『取り乱して』なんかいないんだからね!」という顔真っ赤な表情。
その照れ隠し(?)に夾とのバトルが始まる展開も「お約束」な由希でした(笑)。。
「フルーツバスケット」 放送・配信情報
テレビ東京 毎週金曜 深夜1:23~
テレビ大阪 毎週金曜 深夜2:10~
テレビ愛知 毎週金曜 深夜2:05~
長崎文化放送 4/18(木) 毎週木曜 深夜1:55~
AT-X 毎週土曜 夜9:00~
リピート放送:毎週(日)朝7時/毎週(火)午後1時/毎週(木)朝5時
BSテレ東 (月) 毎週月曜 深夜0:30~
「配信
ドコモアニメストア・U-NEXT・バンダイチャンネル・Hulu・Amazonプライム等で配信
スタッフ・CAST声優
STAFF
原作・総監修 – 高屋奈月
監督 – 井端義秀
シリーズ構成 – 岸本卓
キャラクターデザイン – 進藤優
美術監督 – 神山瑤子
色彩設計 – 菅原美佳
撮影監督 – 設楽希
編集 – 肥田文
音響監督 – 明田川仁
音楽 – 横山克
音楽制作 – トムス・ミュージック
アニメーション制作 – トムス・エンタテインメント
製作 – フルーツバスケット製作委員会
CAST
本田 透 石見舞菜香
草摩 由希 島﨑 信長
草摩 夾 内田雄馬
草摩 紫呉 中村悠一
草摩 楽羅 釘宮理恵
草摩 紅葉 潘めぐみ
草摩 はとり 興津和幸
草摩 潑春 古川慎
草摩 綾女 櫻井孝宏
草摩 慊人 坂本真綾
魚谷 ありさ 種﨑敦美
花島 咲 佐藤聡美
本田 今日子 沢城みゆき