『どろろ』第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」感想・作品情報[ネタバレあり]

三度対決する百鬼丸と多宝丸!途中自爆攻撃の横槍で百鬼丸は谷底に落下!、そしてどろろは人質にとられて!?・・

・TVアニメ『どろろ』第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

前回の感想記事

Hi.アニ!

百鬼丸の愛する者を助けたいと思いが彼を「鬼神」へと変えていく皮肉な展開へ、そして物語の舞台は再び因縁の地「醍醐」へと移り…

五体が揃ってなかったため、危うくどろろを失ってしまうところだった百鬼丸。愛する者を守りたいという強い願いが百鬼丸を「人間らしさ」から遠ざける結果に・・。「恐れ」という感情を受け入れ鬼神「鵺」に協力する賽の目の三郎太、大切などろろを守るため恐れというある意味人間らしい「感情を捨て」鬼神を斬る百鬼丸。

どちらが人間らしいのか・・どっちを選んだとしてもたどり着く先の暗さに鬱々としてしまった前回の「どろろ」でありました。

どろろと旅を続けて体を取り戻すと同時に「人間らしさ」も獲得していった百鬼丸。喋ることはもちろん人形のような表情だった当初と比べると素晴らしい成長を遂げた百鬼丸ですが、「本当の人間らしさ」を獲得するのには何が必要なのか?ということが物語の最後までには描かれるのでしょうか。

物語も終盤に入ってのこの展開は・・色々と気を揉みます(笑)。

第21話「逆流(ぎゃくる)の巻」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■第21話 あらすじ

醍醐景光は隣国の朝倉との戦の準備を進めていた。醍醐領に百鬼丸が向かっているという報せを受けた景光は、多宝丸を討伐に向かわせる。(HP引用)

アニメ視聴感想(第21話)※ネタばれ注意

体を完全に取り戻すため醍醐領へと向かう百鬼丸とどろろ。しかしその途中、百鬼丸を討つため待ちかまえていた多宝丸と三度対決することに。鬼神を倒し自分の体を取り戻す気迫に満ちた百鬼丸を相手に陸奥と兵庫は片腕を失い、多宝丸は額に新たな傷を負い圧倒的に押されてもはやこれまでという三人でしたが・・。

爆弾を積んだお馬さんの特攻攻撃で百鬼丸は谷底へ、どろろは万が一の百鬼丸対策で人質に取られてしまいます。バラバラになったお馬さんの体がカワイそう・・でもこの後合体&パワーアップ?して復活します(笑)。以前登場した鮫の「二郎丸」のように妖へと変わったということ?。

自分の体を取り戻すために多宝丸自身の一部ともいえる陸奥と兵庫の体を奪う百鬼丸。自分にされた事と同じことをしているこの皮肉な展開が重い・・でも次週はさらに重い?。何かの病にかかっているような陸奥の体の痣、そしてカッコよく妖にチェンジした(!)お馬さん「ミドロ号」。

お話しにクライマックスにむけて嵐の展開になりそうです。まさかイデオンみたいに「全滅エンド」とかないですよね・・手塚アニメというより「冨野アニメ」の様相を呈してきていますが(笑)。

 

「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇)

 

放送・配信情報

放送局
TOKYO MX  毎週月曜22:00
BS11 毎週月曜24:30
時代劇専門チャンネル  毎週金曜26:00

配信

Amazon Prime Video等で配信

スタッフ・CAST声優

スタッフ

原作:手塚治虫
監督:古橋一浩
シリーズ構成:小林靖子
キャラクター原案:浅田弘幸
キャラクターデザイン:岩瀧智
美術監督:藤野真里
色彩設計:三笠修
撮影監督:大山佳久
編集:武宮むつみ
音楽:池頼広
音響監督:小泉紀介
音響効果:倉橋静男
アニメーション制作:MAPPA/手塚プロダクション
製作:ツインエンジン

CAST声優

百鬼丸:鈴木拡樹
どろろ:鈴木梨央
琵琶丸:佐々木睦
醍醐景光:内田直哉
多宝丸:千葉翔也
寿海:大塚明夫
縫の方:中村千絵
ナレーション:麦人