『キャロル&チューズデイ』第24話(最終回)「A Change is Gonna Come」感想・作品情報

キャロル&チューズデイの出会いの結晶『奇跡の7分間』に感動!、心の中に音楽に込められた自由へのメッセージが届く素晴らしいラストシーンでした!!

・TVアニメ『キャロル&チューズデイ』第24話「A Change is Gonna Come」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。

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アンジェラの病室に現れたタオ。歌うことどころか生きる意味を失いかけているアンジェラにタオはどんな話を・・。そして最終回で気になるのが火星の歴史に刻まれた「奇跡の7分間」とは・・?。

■ Journey 「 Don’t Stop Believin’ (Live in Houston)」



ジャーニー (Journey) は、アメリカ合衆国出身のロック・バンド。1973年にサンフランシスコで結成され、メンバー交代や解散、再結成などを経て、音楽性を変えながら活動。また、1970年代中期から隆盛した「アメリカン・プログレ・ハード」の代表的なバンドとしても知られる。サンタナ・バンドに参加していたニール・ショーンとグレッグ・ローリーを中心として、1973年にサンフランシスコで結成。数々のプラチナ・ディスクやゴールド・ディスクを獲得した。特に1980年代初頭、ボストンやTOTO、ヴァン・ヘイレンらと並び人気を得た。2005年01月21日に ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに手形と名前を刻んだ。

第24話「A Change is Gonna Come」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第24話 あらすじ

アンジェラの前に現れたタオは、ずっと隠していたある秘密を語り始める。その頃、キャロルとチューズデイは楽曲「Mother」をついに完成させていた。 大晦日当日、キャロル&チューズデイの始まりの場所・火星移民メモリアルホールに、火星中の様々なアーティストが極秘に集結してくる。 そして、のちに火星の歴史に刻まれることとなる「奇跡の7分間」の幕が上がるのだった。(HP引用)

脚本:渡辺信一郎 絵コンテ:小林 寛/堀 元宣/渡辺信一郎 演出:堀 元宣/高藤 聡 総作画監督:紺野直幸 作画監督:可児里未/ヤマダシンヤ/大貫健一/斉藤英子/堀川耕一/斎藤香/伊藤嘉之 音楽シーン総作画監督:斎藤恒徳 音楽シーン作画監督:近藤圭一/仁井 学

アニメ視聴感想(第24話)※ネタばれ注意

シンプルに最終回の感想を書くとすれば「GOOD END!」という一言しかないですね・・とにかく感動した!!(純一郎風)。

最終回が終わりこの作品を総括するならば「出会い」で世界が変わっていく物語でしたね。最初にキャロルとチューズデイが出会い、そして二人は様々な人との出会いを重ねやがては自分達を取り巻く大きな世界が変わっていく、という。

SNSみたいなあやふやな繋がりではなく、一対一で築いた本当の人間関係が世界を変えるのでしょう。最後にキャロル・チューズデイ・アンジェラの三人が互いを固く抱きしめ合うシーンを見て強くそう思いました。

しかしタオから自身ととアンジェラの生い立ちが語られるシーンには驚きました。二人は遺伝子操作で生まれたデザイナーズベイビーだったのですね・・。自分が孤児でどこの誰なのかも分からないことに孤独の気持ちを深めるアンジェラ。そんな彼女にタオは「君は一人じゃない」。

台詞から察するに遺伝的な血縁がある兄妹の関係ということなんでしょうかね・・。そして誰かとの繋がりを拠り所に生きているアンジェラに「もう自分自身の歌を唄うべき」と言葉をかけ去っていきます。実にカッコイイ兄貴じゃないですか!。

ベルリンの壁が壊れるような激動的な事件が起こる「7分間」ではなかったけど、きっと何かが変わったはずというのを感じさせる丁寧な終わり方がすごく良かった。そして最後に「Will be continued.. In your mind」と結びます。すごくいい言葉ですけど有名な何かの歌詞や映画の台詞?。

キャロル&チューズデイは遠い未来の火星のお話しではなく今を生きる現在進行形の私達の物語ということなのでしょう。心の中に音楽に込められた自由のメッセージが届くという素晴らしいラストシーンでありました。

アニメってその性格上お話しがファンタジーよりになってしまいがちなんですが、たまにはこういう作品も良いですね!。嘘と現実のバランスも程よくとれ、何より作画がとても美しい!毎週楽しく視聴できました。でもしばらくはこんな作品には出会うことはなそう・・アニメが好きな人間としては偏ったジャンルの作品だけではなく、いろんな作品が観て楽しみたいものです。



■ Sam Cooke 「 A Change Is Gonna Come (Official Lyric Video)」

サム・クック(Sam Cooke、1931年1月22日 – 1964年12月11日)はアメリカのソウル歌手、ゴスペル歌手、ミュージシャン。ミシシッピ州クラークスデイル生まれ。後に家族とともにシカゴに移住。父親は牧師であり、幼い頃から聖歌隊で歌う。19歳のときにゴスペル・グループのソウル・スターラーズのリードボーカルとなり、端正なルックスでゴスペル界ではアイドル的人気を博した。1957年にソロ歌手としてR&Bに転向し、「ユー・センド・ミー」がヒット。これをきっかけにR&B界で数々のヒットを飛ばし、発展目覚ましかったソウル/R&B界のスターとなる。それまでの黒人歌手のスタイルとは一線を画した洗練された音楽性で、声の良さと歌唱力もさることながら、「クック調」と呼ばれる鼻にかかった歌い方は白人にも高く評価され、後世に大きな影響を与えた。

 

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OP主題歌

放送・配信情報

放送局
フジテレビ 毎週水曜25:05~
テレビ西日本 毎週水曜25:55~
東海テレビ 毎週土曜25:55~
北海道文化放送 毎週日曜25:15~
関西テレビ 毎週火曜25:55~
BSフジ 毎週水曜24:00~

配信

NETFLIXで独占配信

スタッフ・CAST声優

スタッフ
原作 – BONES、渡辺信一郎
総監督 – 渡辺信一郎
監督 – 堀元宣
キャラクター原案 – 窪之内英策
キャラクターデザイン – 斎藤恒徳
メインアニメーター – 伊藤嘉之、紺野直幸
世界観デザイン – ロマン・トマ、ブリュネ・スタニスラス
美術監督 – 河野羚
色彩設計 – 垣田由紀子
撮影監督 – 池上真崇
3DCGディレクター – 三宅拓馬
編集 – 坂本久美子
音楽 – Mocky(英語版)
音響効果 – 倉橋静男
音楽制作 – フライングドッグ
アニメーション制作 – ボンズ
CAST
キャロル 声 – 島袋美由利 / 歌 – Nai Br.XX
チューズデイ 声 – 市ノ瀬加那 / 歌 – Celeina Ann
ガス 声 – 大塚明夫
ロディ 声 – 入野自由 / 歌 – Alisa
アンジェラ 声 – 上坂すみれ
タオ 声 – 神谷浩史
アーティガン 声 – 宮野真守
ダリア 声 – 堀内賢雄
ヴァレリー 声 – 宮寺智子
スペンサー 声 – 櫻井孝宏
クリスタル 声 – 坂本真綾
スキップ 声 – 安元洋貴