『キャロル&チューズデイ』第2話「Born to Run」感想・作品情報[ネタバレあり]

SNSへの拡散で動き出す「キャロルとチューズデイ」の物語、それにしても「AI」が人を感動させる時代がくるの!?

・2019年春アニメ『キャロル&チューズデイ』第2話「Born to Run」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。
前回の感想

Hi.アニ!

火星を舞台に二人の少女の出会いから始まる物語「キャロル&チューズデイ」、圧倒的な作画ディティールに只々画面に見入るばかり…

二人の少女のセッションから始まった前回の「キャロル&チューズデイ」。キャラクターたちの圧倒的な存在感がGOOD!制作会社がボンズということもあり総監督はもちろんのこと、参加されている作画スタッフにも「おぉっ?!」という方のお名前が(笑)。

作品に参加している人の名で作品の格付けをするつもりはないのですが、HPの予告ページにクレジットされているのを見ると・・それだけでも「ワクワク」絶対視聴したくなっちゃいます(笑)。そして個人的に気になるのが「音楽ネタ」、前回はシンディー・ローパー。

そして第2話タイトルの元ネタはシンディ同様「80年代」に活躍した偉大すぎる「あの人」なのかな(笑)。

第2話「Born to Run」【ストーリー】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■第2話 あらすじ

家出娘のチューズデイがキャロルの部屋に転がり込み、共同生活が始まった。その夜、キャロルはチューズデイに一緒に作った曲をちゃんとしたピアノで弾いてみたいと言う。思いついた場所は、火星移民メモリアルホール。そして、アルバシティにはもうひとり、歌手デビューを目指す少女がいた。モデルのアンジェラ。彼女は現代最高のプロデューサー・タオのもと歌手として第一歩を踏み出そうとしていた。(HP引用)

脚本:赤尾でこ 絵コンテ:岡本 学 演出:三宅将平 総作画監督:紺野直幸 作画監督:水畑健二/大貫健一

アニメ視聴感想(第2話)※ネタばれ注意

第2話はキャロルとチューズデイ二人の夢に新たに仲間が加わるの?という所までが描かれていました。前話に引き続き映像のほうは言うまでもなく素晴らしい出来上がり、お金と時間がかかっているハズ(笑)。眼が小さめなキャラクターなので作画でお芝居をさせるのが難しいはずなんですけど全く隙がない。

これはもう参加されているスタッフの方の技量の高さに尽きるの一言なんでしょう。

でもお話しの方はものすごく素直というか・・誰にでも受け入れてもらえる代わりに、たぶんこれからも奇をてらった展開って「あえて」ないんだと思います。それにしても物語の舞台の作り方が絶妙に良いですね。小道具として「AI」こそ登場しますが未来でも過去でもなく・・「いま」という時代がお話しの中で上手く描かれています。

それにしてもAIが「音楽を作る」時代がくる?。機械は人を感動させることができるのか・・でもそんなに遠くない未来で確実に起こることではあるんでしょうね・・。そして今回のタイトルの元ネタはアメリカのロック歌手「ブルース・スプリングスティーン」。

個人的にはアルバム「ボーン・イン・ザ・U.S.A」やバンドエイドでの姿が記憶に残っています。今話タイトルの元ネタとなった「BORN TO RUN」という曲名、「こんな曲、ブルース・スプリングスティーンの曲であったっけ?」と思ったのですが邦題だと「明日なき暴走」だったのですね(笑)。

素直に訳すと「走るために生まれてきた」といったところなんでしょうか、物語が動き始めた「キャロチュー」の今話タイトルにピッタリの曲名ではないかと思います。

ということで来週も楽しみ。「ハーイ、おコンバンハ!!」なガスの顔で終わった「キャロル&チューズデイ」でした(笑)。

『キャロル&チューズデイ』商品紹介(2019.4.17)

放送・配信情報

放送局
フジテレビ 毎週水曜25:05~
テレビ西日本 毎週水曜25:55~
東海テレビ 毎週土曜25:55~
北海道文化放送 毎週日曜25:15~
関西テレビ 毎週火曜25:55~
BSフジ 毎週水曜24:00~

配信

NETFLIXで独占配信

スタッフ・CAST声優

スタッフ
原作 – BONES、渡辺信一郎
総監督 – 渡辺信一郎
監督 – 堀元宣
キャラクター原案 – 窪之内英策
キャラクターデザイン – 斎藤恒徳
メインアニメーター – 伊藤嘉之、紺野直幸
世界観デザイン – ロマン・トマ、ブリュネ・スタニスラス
美術監督 – 河野羚
色彩設計 – 垣田由紀子
撮影監督 – 池上真崇
3DCGディレクター – 三宅拓馬
編集 – 坂本久美子
音楽 – Mocky(英語版)
音響効果 – 倉橋静男
音楽制作 – フライングドッグ
アニメーション制作 – ボンズ
CAST
キャロル 声 – 島袋美由利 / 歌 – Nai Br.XX
チューズデイ 声 – 市ノ瀬加那 / 歌 – Celeina Ann
ガス 声 – 大塚明夫
ロディ 声 – 入野自由 / 歌 – Alisa
アンジェラ 声 – 上坂すみれ
タオ 声 – 神谷浩史
アーティガン 声 – 宮野真守
ダリア 声 – 堀内賢雄
ヴァレリー 声 – 宮寺智子
スペンサー 声 – 櫻井孝宏
クリスタル 声 – 坂本真綾
スキップ 声 – 安元洋貴