ヴァイオレット・エヴァーガーデン 「ブルーレイ第三巻購入しました」
2018年冬アニメ ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第三巻レビュー [一部ネタバレあり]
第三巻 パッケージサンプル写真
Amazon.co.jp限定 BDDVD全巻購入:LPサイズディスク収納ケース
ヴァイオレット・エヴァーガーデン第三巻 放送時に好評のエピソードを収録
第三巻にはテレビ放送時に評判のよかった第10話「愛する人はずっと見守っている」が収録されており、アマゾンのレビューを読むと「第三巻だけ買う!」という人の声も結構あり人気があるエピソードだったんだなと再度実感。と、ここまではよかったのですが発売日が迫りアマゾンの「注文履歴」の納期予定を「いつ到着になっているかな~」と確認してみると「6月中旬以降お届け」の案内が!。
「嘘だろおっ、1ケ月位前に注文したのにー」第二巻の注文を忘れていて届くのが遅かったので早めに注文してたのに・・。やっぱり10話が人気で売れているの?、と思ったり。でも発売日当日になったら「本日発送しました」の案内に変わり無事到着しました(一体何だったの!)。
第一巻・二巻のレビューはこちら
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ぜひお読み下さい
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」見たことがないという人へ
わかりやすくストーリーのあらすじがまとめてあります。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 「あらすじ」ダイジェスト動画
テレビ放送とファンにうれしい「劇場公開版」が収録
【収録内容】
第8話、第9話、第10話
【初回特典】
・キャラクターデザイン高瀬亜貴子描き下ろしワンピースBOX仕様
・特製スリーブケース(特製切手貼り+消印捺印 仕様)
・50Pオールカラーブックレット
−キャラクター紹介
−各話紹介
−設定紹介&解説
−世界観解説 (鈴木貴昭(世界観設定))
−スタッフ座談会
−コンテ一部紹介
−OP主題歌・TRUE 寄稿
−ED主題歌・茅原実里 寄稿
−原作・暁佳奈 寄稿
・石立太一監督 初期イメージボードカードセット(9枚)
・WEBエンドカード絵柄ポストカード(第8話、第9話、第10話)
【映像特典】
・第8話~第10話 劇場上映版
2018年3月16日に新宿ピカデリーにて限定上映された第8話、第9話、第10話を特別収録!
劇場上映用の編集に加え、音声は5.1chも収録!
・PV第3弾
【音声特典】
・オーディオコメンタリー
石立太一(監督)×鶴岡陽太(音響監督)×Evan Call(音楽)
【その他】
・ 日本語字幕
ディスクは2枚組、テレビ放送と劇場公開版に分かれています。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン第三巻 [パッケージ概要・特典]
外観は当たり前ですが前の巻と同じ。ケーススリーブは紙製で外側のカバーと内ケースの2ピース構成。便箋をイメージした質感が高いおしゃれケースです。
そして気づくのが遅かったのですが右上の「切手」は印刷ではなく本当に貼ってあります!。押してある「消印」も同じで切手の上から判で押してあります。すごく細かく作りこんであるのに今さらビックリ!。
外側のケースをスライドして外すと全面イラストのケースが出てきます。今回は夕暮れの街角を急ぎ足で歩く風景ですが、後ろの少年はなぜか不思議そうにヴァイオレットを見ています。右端二人目の少年は手紙を掲げていますが誰かに出す手紙なのかな(それとも届いた手紙?)。
ケース内側です。本編ディスクに描かれているのは10話に出てきたアンの家の庭にあるテーブル。最後の時間を母親と過ごした場所です。遠くに見える道は母との時間を過ごす事ができず駄々をこねるアンを優しくヴァイオレットが諭した場所でしょうか。
「WEBエンドカード絵柄ポストカード(第八話)」。幼いヴァイオレットが少佐にもらったブローチを噛んでる場面です。気に入っているものを噛むのはヴァイオレットの癖なんでしょうか。一話でホッジンズにもらった犬のぬいぐるみも口に銜えていました。
WEBエンドカード(九話)ではヴァイオレットが選ばなかったもう二つのぬいぐるみが描かれています。
もう一人の「父親」としてヴァイオレットを影から見守るホッジンズ、自分は生きていていいのかと悩むヴァイオレットの背中を押します。出会いの時を思い出しその成長に思わず男泣きです。
初期イメージボードカード。だいぶキャラクターのイメージが固まってきたのでしょうか、トレードマークの傘とトランクが描かれています。
不気味な感じがするイラスト。手に持っているのは傘?、それにしては柄が大きくて何か別のものなんでしょうか。
テレビ放送「8話から10話」のエピソードを収録
先に書いたように第十話「愛する人はずっと見守っている」が放送時は好評でこのエピソードが好きという方も多いと思います。それはヴァイオレット・エヴァーガーデンのエピソードの中で誰もが共感できるエピソードではないからでしょうか。
誰も皆誰かの子供であり、人によっては子供の親であるからです。
「子供を思う気持ち」は誰もがいつかは感じるのではないでしょうか。それは自分の親の気持ちを知るときでもあります。一番当たり前の内容のお話しですが、それだけに全ての人の心に残ったのだと思います。
アンの母クラーラは彼女の歩みに寄り添えるよう手紙を残しましたがどんな親でもその気持ちは変わらないんでしょうね。
バイオレットが初めて自分の足で歩き出す 第9話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
10話も勿論好きなのですが、私がこの巻で好きなのは9話「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。
ギルベルトの本当の安否を知ったヴァイオレットはそのショックで自動手記の仕事もできず自分の部屋に引きこもります。そして彼女はギルベルトの夢を見るのですが・・。
夢の中のギルベルトは「多くの命を奪ったその手で人を結ぶ手紙を書くのか・・」いつか聞いたギルベルトの兄ディートフリートの言葉を亡霊のように呟きます。悪夢から覚めたヴァイオレットは自分の手で首を絞め死のうとしますが死に切れず、もういないギルベルトに「命令」を乞います。
「してきた事は消せない。でも君が自動手記人形としてやってきた事も消えないんだよ」
生きる意味そのものだった「ギルベルトの死」はヴァイオレットの心を追い詰めるのですが彼女は「手紙」によってその心を救われます。
誰かのためにした事は決して無駄ではなかったことを知るヴァイオレット。そして・・
ギルベルトに言われた「その名が似合う人になりなさい」その名の元となった花の前でヴァイオレットは立ち止まり彼の姿を思い出します。
ギルベルトの姿は脳裏に浮かびはしますが彼の言葉ではなく自分の口でその言葉を繰り返し呟きます。まるでギルベルトがいなくても自分の歩く道は自分で決めるというように。そして彼女は再び歩きはじめます。
ギルベルトの言葉を思い出し「歩き出す」という解釈もできるのですが、私はヴァイオレットが彼の言葉ではなく「自分で歩き出した」と思っています。それがギルベルトの願いでもあったはずですから。
私も放送を見た時はギルベルトの「愛している」をヴァイオレットが理解して「その名が・・」の言葉で歩き出したと解釈したのですが、配信で何回か見返したらそうじゃないのかな・・という気がしています(個人的にはどんな解釈も人それぞれにあっていいんじゃないかと思っています)。
セリフで心情が語られる場面ではないのですが画面からヴァイオレットの気持ちが溢れ流れ出す、何度見てもジーンとするいいシーンです(前後のシーンもいいですね)。
原作小説はこちら
テレビ放送時の感想を書いています
よろしければお読み下さい
登場キャラクターの心情を探るのに「音」が重要
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは各巻に劇場公開版のディスクが付属し音声が「5.1ch」で収録されています(本編テレビ版は2ch)。前の投稿でも書いたのですが音声を多チャンネル化したことでセリフが明瞭になりよりドラマに深みが出ます。声優さんの演技も存分に楽しめるというわけです。
対応のホームシアターシステムが必要ですが、揃えておけばいろんな作品がいい音で楽しめます。アニメ作品の場合は効果音を愉しむというよりは声優さんの声の演技でそれが生きるというところが大きいのかな。「大音響でバーン」と聞くのではなく音を絞っても聞きやすいというのがいいところだと思います。もちろんはでなアクション作であればその恩恵はさらに大!です。
第四巻に収録 Extra Episode予告映像公開
ブルーレイ第四巻に収録予定の 「Extra Episode」の予告映像が公開されました。第4話と第5話の間に起きたエピソードのようですね。5話がドロッセルで「公開恋文」を書くお話しなので、まだヴァイオレットが駆け出しの自動手記人形の時のエピソードになります。
詳しくはこちら
ぜひお読み下さい
新作の続報が楽しみ
テレビの最終回でアナウンスがあった完全新作。今のところ新しいアナウンスはありませんが7月にスペシャルイベントがあるということでそこでの発表があるのかな。
個人的にはテレビシリーズでは描かれなかったヴァイオレットの「過去の生い立ち」が描かれるのか、が気になります。彼女は特別な存在のようですが一体どこから来たのか?。いろいろ想像しながら楽しみに続報を待ちたいと思います。
たまにはヴァイオレットのこと思い出して・・
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