「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ブルーレイ第二巻購入しました【レビューと感想】

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 「ブルーレイ第二巻購入しました」

 

 

2018年冬アニメ ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第二巻レビュー [一部ネタバレあり]

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第二巻、予約するの忘れてた!

第一巻を購入してブルーレイのキレのある画質と繊細な音声の良さに大満足、「二巻も勿論予約だな!」と購入を決めていたのですが・・すっかり忘れていました!。

 

第一巻のレビューはこちら
Hi.アニ!

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 「ブルーレイ購入しました」   予約していたブルーレイの第一巻が届いたのでレビューなど…

 

発売日の5日前に気が付いて急いで「ポチっ」たのですが何と発売日には出荷できず、「入荷待ち」。しかも5月20日以降の配送です(とほほ)。

ゴールデンウィークに視聴する予定だったのに悲しいです。しかしアマゾンから出荷が若干早くなるとの連絡があり、やっと本日到着しました!。自分が全部悪いんですけど待ち遠しかった、これからは忘れないようにしよう!(と、三巻をまだ予約してないのを今思いだしたりして?)。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見たことがないという人へ

わかりやすくストーリーのあらすじがまとめてあります。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 「あらすじ」ダイジェスト動画

 

 

第二巻もテレビ放送と「劇場公開版」が収録

【収録内容】
第4話、第5話、第6話、第7話

【初回特典】
・ キャラクターデザイン高瀬亜貴子描き下ろしワンピースBOX仕様
・ 特製スリーブケース(特製切手貼り+消印捺印 仕様)
・ 50Pオールカラーブックレット
 - キャラクター紹介
 - 各話紹介
 - 設定紹介&解説
 - 世界観解説 (鈴木貴昭(世界観設定))
 - スタッフ座談会
 - コンテ一部紹介
 - 原作・暁佳奈 寄稿
・ 石立太一監督 初期イメージボードカードセット(10枚)
・ WEBエンドカード絵柄ポストカード(第4話、第5話、第6話、第7話)

【映像特典】
・ 第4話~第7話 劇場上映版
2018年2月25日に新宿ピカデリーにて限定上映された第4話、第5話、第6話、第7話を特別収録!
劇場上映用の編集に加え、音声は5.1chも収録!
収録分数:92分
・ PV第1弾
・ PV第2弾

【音声特典】
オーディオコメンタリー
石立太一(監督)×藤田春香(シリーズ演出)×石川由依(ヴァイオレット・エヴァーガーデン役)

【その他】
・ 日本語字幕

ディスクは2枚組、テレビ放送と劇場公開版に分かれています。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン第二巻 [パッケージ概要・特典など]

 

前回(第一巻)のレビューでも書きましたが、ケーススリーブは紙製で外側のカバーと内ケースの2ピース構成。便箋をイメージした質感が高いおしゃれケースです。

 

外側のケースをスライドして外すと全面イラストのケースが出てきます。今回はブーツを脱いで木陰で一休みのヴァイオレットです。ケース素材が紙なので色褪せしないように日光の当たらない場所での保管が必要です(日焼けしちゃうかも)。七話の「日傘」もちゃんと傍らにあります。

 

ケース内側です。本編ディスクに描かれているのは5話の舞台「ドロッセル」のお城です。

 

「WEBエンドカード絵柄ポストカード(第四話)」。「少佐」を待っているようなヴァイオレットです。だぶだぶの軍服が可愛らしいのですが、「命令」を待っている姿を見るとにギルベルトの気持ちが少し分かるような気がします。

WEBエンドカードといえば七話のイラストがすぐ頭に思い浮びます。

 

感動的な話だったのになぜこんなエンドカードにした!?。オスカーがしっかりと裸を見ているのが「じわじわ」ときます。でもヴァイオレットは全然気にしてなさそうです(笑)。

 

初期イメージボードカード。画の横に添えられた文には「無垢ゆえに人に素直に寄り添い、無垢ゆえに人の気持ちが理解できない」との言葉が。

 

ヴァイオレットのキャラクターデザインの別案のイメージ?それとも別の女性キャラなんでしょうか。少しミステリアスな雰囲気を感じるイメージ画です。

 

 

テレビ放送「四話から七話」のエピソードを収録

第四話 「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」

脚本:吉田玲子 絵コンテ:武本康弘 演出:澤 真平 作画監督:角田有希

CAST  アイリス・カナリー 声 – 戸松遥

 

第五話「人を結ぶ手紙を書くのか?」

脚本:鈴木貴昭 絵コンテ:山田尚子 演出:藤田春香、澤 真平 作画監督:植野千世子

CAST シャルロッテ・エーベルフレイヤ・ドロッセル 声 – 中島愛

 

第六話「どこかの星空の下で」

脚本:浦畑達彦 絵コンテ:三好一郎 演出:三好一郎 作画監督:角田有希

CAST リオン・ステファノティス 声 – 上村祐翔

 

第七話「         」

脚本:吉田玲子 絵コンテ:山村卓也 演出:山村卓也 作画監督:門脇未来、植野千世子、角田有希

CAST オスカー・ウェブスター 声 – 滝知史 オリビア・ウェブスター 声 – 千本木彩花

 

 

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」久しぶりに観たのですが、良いですね(一か月ぶり)。放送されていた時は毎週ヴァイオレットに会っていたのに、こんなご無沙汰に・・。

収録エピソードで私が好きなのは六話「どこかの星空の下で」と七話「      」です。七話は放送時も作画の美しさで話題になって人気がある回なのではないでしょうか。お話しもよく作られていてそれを大いに盛り上げる作画となっていました。

確かに美しい。でもブルーレイで見返していいと思ったのは六話ですね。ヴァイオレット・エヴァーガーデンはシリーズを通して暗い場面が多いのですが、正直放送時は「見にくく、画面にいろんなノイズも混じって」場面として死んでいるシーンも多かったのではないかと思います。

しかしブルーレイだと画像がつぶれて見にくくなる事がないので、改めて見返すと「はっ」とするシーンの連続。ストーリーの中での「キャラクターの表情」の変化も手に取るように。

200年周期で訪れる「アリー彗星」をリオンとヴァイオレットは星空の下で見るのですが、放送時分かりにくかった二人の表情もはっきりと。彗星の尾の明かりだけが照らされる星空の下で交わされる二人の会話も、その内容をより深く感じることができます。

 

放送時もすごく良いと思ったのですが、二人の別れのシーンもブルーレイだと更によいですね。ロープウェイが動いて暗い日陰から外に出た時のヴァイオレットの表情、すごく良い演出でシリーズの中でとても好きなシーンです。

シリーズを通して画面が暗いと書きましたが、光と影のメリハリをうまく使って心情の変化を表現しています。「パッキパキ」の画面作りだとたぶんストーリーに合わない。シンプルで分かりやすいストーリーとなっているので、それだと「安く」見えてしまう。

この見えにくいところが画の厚みとなっていて、それがこの作品の魅力になっているのではないかな、と私は思っています。

 

原作小説と違う「ギルベルト」の安否

ヴァイオレットが実の親のように慕っている「ギルベルト」ですが七話で戦死していた事が判明します。ヴァイオレットは生きる意味と同義の大切な人を失い、ショックを受け苦しみます。

 

しかしテレビ放送が終了して知ったのですが、原作小説では姿を隠して「生きている」そうなんです。なんというか逆にびっくり。彼の死はヴァイオレットの成長に大きく関係していたので実は生きていた、では何かしっくりこないものがそれを知った時はあったのですが・・。

私はアニメしか見ていないので原作小説ではそれなりに理由があるのかも。アニメと切り離して読むと結構それはそれで面白いものになっているのかもしれませんね。小説も機会をみて読んでみたいと思っています。

原作小説はこちら

 

 

テレビ放送時の感想を書いています

よろしければお読み下さい

 

派手さはないが音は変わっています

劇場公開版のディスクは音声が「5.1ch」で収録されています(テレビ版は2ch)。作品の性格から派手な音響効果は必要ない、というかそんなシーンがないので5.1chでなくてもと思う方もいるかもしれませんが、「スピーカー」の多チャンネル化で音に濁りが無くなるので音が良くなる。特にセリフの明瞭化は、はっきりとわかります。

 

 

勿論対応のホームシアターシステムが必要ですが最近は安く、場所も取らずにセッティングも簡単にできる製品も多く発売されています。最近はNETFLIXやamazon prime等でも5.1ch音声の配信作品も多くなっていますので「あったら大違い」の音響製品です。こんな機会に揃えてみるのも悪くはないんではないでしょうか。

 

劇場公開版とテレビ版との違い

私が見た限り新規のカットはたぶんありません。作画修正等もないような気が・・(あったらスイマセン)。もともとの作画が良いので修正は必要ないですよね・・。先に書いた音声の5.1化が大きく違うところになります

 

 

ヴァイオレットのこと、忘れないで

 

 

放送が終わってしまったのでもう忘れてしまった方も正直多いのかな(笑)。こんなにいい作品なのに放送が終われば一か月でみんな忘れてしまう、すごく寂しいですね・・。深夜アニメの宿命なのかもしれませんが、配信もまだされていますし(NETFLIX)、新作の制作決定のアナウンスもされていますので、よかったらヴァイオレットの姿を時々見て永くおつき合いしてほしいです。

・・という私もすっかりわすれてた。観てないどころかブルーレイの予約さえも(ハズカシ)。忘れないうち「一巻」もう一度見ておこうかな。

 

 Violet Snow [英語Ver.] 歌:Kate Higgins/ケイト・ヒギンズ

 

 

新作制作決定

 

テレビの最終回でアナウンスがありましたが劇場作品なのか、それともテレビ二期か?、テレビシリーズでは描かれなかったヴァイオレットの過去の生い立ちも描かれる?。いろんな期待をして続報を待ちたいと思います。