『BANANA FISH』第1話「バナナ・フィッシュにうってつけの日」視聴感想[ネタバレあり]

2018年夏アニメ「BANANA FISH」先行配信を観ました

amazon primeで先行配信がされていたので何となく見てみたら「面白そう!」。

前情報では女子向けアニメのようだったのであまり見る気はなかったのですが(私はおじさんです)すごく丁寧に作ってあって登場キャラクターもかっこよく(一部可愛く?)描いてあり掘り出し物を見つけた予感。

ちょっとプチ感想を書いてみたいと思います。

BANANA FISHとは
『BANANA FISH』(バナナフィッシュ)は、吉田秋生による漫画作品。『別冊少女コミック』1985年5月号〜1994年4月号にて連載された(1994年6月号、8・9月号、1995年1月号にて番外編掲載)。コミックス全19巻、文庫版全12巻(内番外編1巻)が刊行されている。

コミック原作作が相当前に連載されていた「少女向け漫画」になります。約10年連載されていたようなので今では知る人ぞ知る作品ということになるのでしょうか。

アニメ化が連載終了から20年以上経っているのでアニメを観る人は当時の連載を知る人はほとんどいない?。

 

第1話「バナナ・フィッシュにうってつけの日」【STORY】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1話 あらすじ

ニューヨーク。並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ・リンクスは、17歳にしてストリート・ギャングをまとめ上げていた。ある夜、アッシュは自身の手下によって銃撃された男からある住所とともに「バナナフィッシュ」という言葉を伝えられる。それは廃人同然の兄・グリフィンがしばしば口にする言葉だった。時を同じくして、カメラマンのアシスタントとしてやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。(HP引用)

脚本 :瀬古浩司 絵コンテ:内海紘子 演出:内海紘子 演出補佐:橋口淳一郎 作画監督:林明美 作画監督補佐:真島ジロウ、久木晃嗣

 ※予告は本編とちがって「おふざけ」しています

アニメ視聴感想(第1話)※ネタばれ注意

80年代テイストが溢れる作品

 

原作が連載されていたのが80年代から90年代ということもあってファッションやヘアスタイルなどは当時のものを意識したものになっています。

アッシュは「リバー・フェニックス」をイメージしたキャラクターなのかな。現代のものに変えなかったのは原作コミックをアニメ化するというこだわりからなのでしょうか。

個人的にはこれには大賛成、他の作品との差別化にもなると思います。ただし若い視聴者に受け入れられるかどうかまでは・・。

絵柄も80年代当時の作画を思い出させます。「AKIRA」などで80年代に活躍されたアニメーター「なかむらたかし」さんの絵をどこか思わせるキャラクター(今風に洗練されてますが)、ここも個人的にはツボでポイント高かったです。

 

AKIRA 4Kリマスターセット (4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc) (特装限定版)

ストーリーは「クライムアクション」でも当然BLもあるよ!?

 

謎のドラッグ「BANANA FISH」をめぐる争いにストリートギャングのリーダーであるアッシュと取材でニューヨークを訪れた英二が巻き込まれるところからストーリーがはじまるいわゆる「クライムアクション」になるのかな。女性向けの作品と思っていたので結構ハードな内容に少しビックリ。

意外にマジメに作ってあります。そして当然BLもあるのかな、でもなんだか他の腐女子向けとは違うような気も・・。

この二人が超危険(なホモ)

 

アッシュと英二のソフトな感じの「ボーイズラブ」は何となく想像(?)できますし、そこが女性視聴者も楽しみな展開でもあると思うのですが、美少年のアッシュが汚いおっさん二人に体を狙われているというのは需要があるんでしょうか?。

腐女子の方々はそこは想像で楽しんでいると勝手に思っていたのですがそこの所どうなんですか(笑)。個人的に汚いおっさんが絡んでくるのはちょっとキツイな・・。

ある意味リアルなところであるんでしょうけど原作もこうなっているのかな、だったら仕方ないな。とりあえず私としては英二よりアッシュの体が心配になってくる一話のラストでした(笑)。

しかし女子向けアニメ、侮れませんね。作画も丁寧でしっかりと作ってあり、なんというか「捨てカット」がない!。女子向けだからここまで作り込まなくても(スンマセン)と思ったカットもあり「これからアニメは女子向けが主流の時代だね・・」しみじみと感じたおじさんでした。

■「BANANA FISH」関連商品

ブルーレイ
原作コミック(復刻版)
関連書籍
キャラクターグッズ等

放送・配信情報

放送局
フジテレビ 毎週木曜 24:55~
関西テレビ 毎週木曜 25:55~
東海テレビ 毎週木曜 26:10~
秋田テレビ 毎週木曜 25:20~
岩手めんこいテレビ 毎週木曜 24:55~
仙台放送 毎週木曜 26:00~
さくらんぼテレビジョン 毎週木曜 24:55~
福島テレビ 毎週木曜 25:25~
新潟総合テレビ 毎週木曜 25:45~
テレビ静岡 毎週木曜 25:35~
テレビ新広島 毎週木曜 25:55~
テレビ愛媛 毎週木曜 25:30~
テレビ西日本 毎週木曜 25:55~
サガテレビ 毎週金曜 24:55~
テレビ熊本 毎週木曜 25:45~
鹿児島テレビ 毎週木曜 26:00~
長野放送 毎週木曜 25:30~
高知さんさんテレビ 毎週水曜 25:55~
山陰中央テレビ 毎週月曜 25:25~
北海道文化放送 毎週水曜 25:55~

配信

Amazon Prime Video ・FOD(FODプレミアム)・U-NEXT・dアニメストア・NETFLIX等で配信


スタッフ・キャスト

スタッフ
原作 – 吉田秋生
監督 – 内海紘子
シリーズ構成 – 瀬古浩司
キャラクターデザイン – 林明美
総作画監督 – 山田歩、鎌田晋平
ハードボイルド監修 – 久木晃嗣
色彩設計 – 鎌田千賀子
美術監督 – 水谷利春
撮影監督 – 淡輪雄介
編集 – 奥田浩史
音楽 – 大沢伸一
音響監督 – 山田陽
プロデューサー – 瓜生恭子
アニメーション制作 – MAPPA
CAST
アッシュ・リンクス 声:内田雄馬
奥村英二 声:野島健児
マックス・ロボ 声:平田広明
ディノ・F・ゴルツィネ 声:石塚運昇
ショーター・ウォン 声:古川慎
フレデリック・オーサー 声:細谷佳正
伊部俊一 声:川田紳司
李月龍 声:福山潤
シン・スウ・リン 声:千葉翔也
ラオ・イェン・タイ 声:斉藤壮馬
ブランカ 声:森川智之