・TVアニメ『バキ』第12話「キャンディ」視聴感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。
前回のお話し(第11話)
【さすが虎殺し】『武神』独歩にドリアンの企み通用せず!
毎週日曜のお楽しみアニメ「バキ!」先週は独歩対ドリアンの再戦、加藤の時と同じくドリアンは催眠術を使いますが独歩には通用せず、ドリアンはとうとう「敗北する予感」に胸ときめかせます(笑)。
こんなエピソード「ゴールデンカムイ」にもありましたよね、自分の認めた相手に「殺されたい」という・・。
拳を砕かれウットリとしたドリアンの表情、運命の出会いにときめいているまるで乙女のよう(笑)。
独歩はドリアンの願いを叶えることはできるのでしょうか。
前回もストイックに「武」を追求する独歩の魅力が120%描かれていました。それにしても「バキ」おっさん達がカッコイイ!個人的には独歩と渋川剛気がお気に入り。
剛気は再登場することはあるのかな?。
前回の感想
第12話「キャンディ」(ストーリー)
第12話 あらすじ
格闘技界の伝説として名を馳せる愚地独歩の放つ拳がドリアンに強烈なダメージを与えていく。ドリアンが生まれて初めて恐怖を抱き、震えあがったその時、独歩が瀕死の重傷を負っている加藤清澄をドリアンの前へと連れてくる。(HP引用)
脚本:犬飼和彦/絵コンテ:佐野隆史/演出:松川朋弘
アニメ視聴感想(第12話)※ネタばれ注意
ドリアン、敗北を知ることなく「戦いに負ける!!」
完膚なきまでに独歩からの攻撃を受けまくるドリアン、反撃することなどもう到底出来ません。そしてとどめ刺そうと現れた重体の加藤を前に遂にドリアンは負けを認めます。
しかしとどめを逃れたドリアンはまたしても隠し武器を使い独歩を奇襲し彼を倒すのですが、そこに烈海王が現れ・・。
最後ドリアンは戦い続けることを放棄し自分自身との闘いに「敗北した」ということでいいのでしょうか?。
筋肉?で大抵決着がつく「バキ」にしてはすごく解釈が難しかった。
お馬鹿な私には分かったようなわからないような・・。
「勝ち・負け」とはそもそもどう決めるもの?という疑問も見ていて浮かんで来たり・・そして烈海王がドリアンに言った「敗北を熱望しながら現時点で無敗のあなたは・・一度も勝ったことがない!!」のセリフ。
このシーンの二人の問答、「深イッ!、深すぎます・・」。勝ったのか負けたのかは結局、自分自身にしか決められないということなんでしょうか。
ドリアンが救急車の中で言った「二つのキャンディ」については・・分からなかった(笑)。いろんな解釈ができそう、少し考えてみます。
物理的にではなく心の内面で戦いの決着が描かれた今話、ストーリーの展開予想をことごとく裏切る「バキ」らしいエピソードだったと思います。
「敗北を知りたい」でも敗北が(逆に勝利も)何であるのかを教えてくれるのは自分だけなのです・・。
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放送・配信情報
放送局情報
NETFLIX 日曜深夜先行配信
TOKYO MX1 毎週日曜 深夜0:30
サンテレビ 毎週日曜 深夜1:00
TVQ九州放送 毎週月曜 深夜3:00
テレビ愛知 毎週火曜 深夜2:05
KBS京都 毎週火曜 深夜0:30
北海道テレビ 毎週土曜 深夜2:35
配信
Amazon PrimeVideo ・FOD ・U-NEXT等で配信
スタッフ・CAST声優
スタッフ
原作 板垣恵介(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
監督 平野俊貴
シリーズ構成 浦畑達彦
キャラクターデザイン 鈴木藤雄
色彩設計 宮脇裕美
美術監督 河野次郎 大石ノリコ
撮影監督 野口龍生
編集 佐野由里子
音楽 藤澤健至(Team-MAX)
音響監督 浦上靖之 浦上慶子
アニメーション制作 トムス・エンタテインメント
製作 バキ製作委員会
CAST声優
範馬刃牙 島﨑信長
範馬勇次郎 大塚明夫
愚地独歩 菅生隆之
渋川剛気 島田敏
烈海王 小山力也
花山薫 江口拓也
ドリアン 銀河万丈
ドイル 子安武人
シコルスキー 津田健次郎
スペック 茶風林
柳龍光 二又一成
徳川光成 麦人
愚地克巳 川原慶久
松本梢江 雨宮天
猪狩完至 梁田清之
柴千春 鈴木達央
園田盛男 石井康嗣
片平恒夫 天野ひろゆき
加藤清澄 勝杏里
末堂厚 乃村健次
ビスケット・オリバ 大塚芳忠
ジャック・ハンマー 三宅健太
鎬昂昇 山崎たくみ
鎬紅葉 成田剣
ゲリー・ストライダ厶 坂口芳貞
ナレーション 古谷徹