歴史上初の日本侵略戦争開始!、鎌倉武士・朽井迅三郎が身を投じることになる恐怖の大王「アンゴルモア(蒙古軍)」との戦いの戦いの行方は果たして!?。
・2018年夏アニメ『アンゴルモア元寇合戦記』第1話「率土の最果て」感想・作品情報等を書いています。作品をもう少し楽しんでいただく一助となれば幸いです。
■2018年夏アニメの期待作「アンゴルモア元寇合戦記」
2018年夏アニメの中でプロモーションビデオを見てちょっと期待している作品が「アンゴルモア元寇合戦記」です。中学生の時に歴史で習ったモンゴル帝国の日本への侵攻を舞台にした物語とのこと。でも「アンゴルモア」と聞くと思い出すのは別の事。
ノストラダムスの大予言に出てくる「アンゴルモアの大王」、人類の滅びのキーワードとして登場します。子供も頃読んでとても怖かった、当時は冷戦や公害・気候変動や人口問題等「暗い未来」しか見えない時代でした・・。でもノストラダムスの大予言自体は当たらず(というか脅威の対象は本を読んでもよく分からず)人類も滅亡しませんでした。
※「アンゴルモア」の件はこの作品の中でも触れられています。
と、話がそれてしまいましたが私好み(おじさん好み?)の歴史を描いたこの作品、興味ありで視聴してみたのでちょっと「プチ感想」を書いてみたいと思います。
■アンゴルモア元寇合戦記 プロモーション動画
『アンゴルモア 元寇合戦記』(アンゴルモア げんこうかっせんき)は、たかぎ七彦による日本の漫画。元寇(文永の役・1274年)における対馬の戦いを描く。『サムライエース』(角川書店)にてvol.5(2013年2月26日発売)よりvol.10(2013年12月26日発売)まで連載されたのち、同誌の休刊に伴い『ComicWalker』(同社)に移籍し2014年7月11日よりweb連載中。
WEBコミックが原作ということなんですが正直に申し上げると作品の事は全く聞いた事がありませんでした(笑)。なので取り敢えず原作コミックの1巻を読んで見ることに。ゴールデンカムイの時にコミックを先に全部読んでしまった為にストーリーを100%は楽しめなかったという反省もあり、あまり読みたくはなかったのですが・・口コミがほとんどなくどんな作品なのか全く分からなかったので。
話はそれてしまいますがゴールデンカムイの時は「原作のここが削られている」などアニメ化の際の答え合わせみたいに作品を観てしまったりして、そこは作品を楽しむ上であまり良くなかったかなと。
というわけで読んでみたんですが世界観のビジュアルは史実に100%基づいたものでなく、読者に受け入れてもらい易く現代風にアレンジしてあります。それ以外は読み手に媚びずに「戦」が正面から描かれた作品だと感じました(1巻時点の感想)。ただゴールデンカムイのような例(結果いい意味で!?)もありますので、それから先どう変わっていくのか?という話はあるのですが。
第1話「 率土の最果て」【ストーリー】
第一話 「 率土の最果て」あらすじ
時は文永11年(1274年)。鎌倉武士・朽井迅三郎はある事件により、罪人として対馬へ流刑となる。島で歓待を受けたのも束の間、島を治める地頭代の娘・輝日は、迅三郎ら流人たちに、蒙古の大軍勢が対馬へ迫っていることを伝え、死罪となる代わりに捨て石となって戦えと命じる。
座して死罪となるか、蒙古と戦うか。迅三郎は、元海賊の鬼剛丸、筥崎長者と謳われた張明福ら流人たち共に、蒙古軍との戦いへ身を投じることになる(HP引用)
脚本 ヤスカワショウゴ 絵コンテ RoydenB、栗山貴行 演出 羽原久美子、栗山貴行 作画監督 小峰正頼
第一話 感想
凄く丁寧に作って作品の世界観を表現していると思います。終始画面にかかっている「フィルター」は水墨画のタッチをイメージしているのかな。もちろん「作画良し・演出良し、したがってテンポも良し」であっという間の30分でした。
気になったのがコミック原作と物語の導入部がちょっと違うんですよね・・史実では対馬はあっという間にモンゴルの軍勢に攻め落とされて主戦場は九州の博多に移ったはず。なんだか「全滅END」で物語が終わるのを暗示しているような気がしました。
とりあえず来週も見るのですが、見る人を選びそうなアニメな気がします。作品のクオリティは高いのですがマジメに直球すぎて遊びがなく、あんまり話題にならないかも(硬すぎ?)。個人的には好きなんですけどね、こういうの。
【アニメイラストが作られるまで……】
迅三郎の勇ましいアニメイラストが完成するまでの過程を特別に公開!ラフ⇒清書⇒彩色⇒撮影(完成!)の順で完成されます。
甲冑がとても細かく描かれていますね。1つ1つの線に魂を感じます!#アンゴルモア pic.twitter.com/EVjRrdSocX— TVアニメ「アンゴルモア元寇合戦記」公式 (@angolmois_anime) July 8, 2018
いよいよ本日25時05分から東京MX、KBS京都で第一話の放送開始であります!
原作を読んでくださってる方もそうでない方も絶対気に入って頂けるはずです。
モノは試し、一話目だけでもおやすみ前にポチッと予約よろしくお願いします。(Amazonプライムでも配信中) pic.twitter.com/WtniOrMbEG— たかぎ七彦@新刊5巻 本日発売!アンゴルモア 元寇合戦記 (@7hiko) July 11, 2018
「アンゴルモア元寇合戦記」商品情報
ブルーレイ
原作コミック
博多編
OP/ED主題歌
アンゴルモア元寇合戦記 放送・配信情報
放送局
サンテレビ:毎週火曜24:30~ リピート放送 毎週金曜24:30~
TOKYO MX:毎週水曜25:05~ KBS京都 毎週水曜25:05~
テレビ愛知:毎週木曜26:05~ TVQ九州放送 毎週木曜27:00~
BS11:毎週金曜25:00~ 対馬市CATV 毎週土曜20:00~
NBC長崎放送:毎週日曜25:20~ RCC中国放送 毎週水曜25:25~
配信
amazon prime・U-NEXT・Hulu等で配信
「アンゴルモア元寇合戦記 」 スタッフ・キャスト
STAFF
原作 – たかぎ七彦
監督 – 栗山貴行 助監督 – 羽原久美子
シリーズ構成 – ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン・総作画監督 – 小峰正頼
プロップデザイン – 神戸洋行、滝川和男
色彩設計 – 岡田絵美子 撮影監督 – 久野利和
編集 – 右山章太
音楽 – 片山修志
音響監督 – 小泉紀介 音響効果 – 今野康之
音楽制作 – KADOKAWA 音響制作 – ビットプロモーション
アニメーション制作 – NAZ 製作 – アンゴルモア元寇合戦記製作委員会
オープニングテーマ「Braver」 歌 – ストレイテナー
エンディングテーマ「Upside Down」 歌 – SHE’S
CAST声優
朽井迅三郎(くちい じんざぶろう):小野友樹
輝日(てるひ):Lynn
鬼剛丸(おにたけまる):小山力也
白石和久(しらいし かずひさ):乃村健次
張明福(ちょうみんぷく):斎藤志郎
阿無志(あむし):堀江瞬
火垂(ひたり):竹内良太
導円(どうえん):小林裕介
男衾三郎(おぶすま さぶろう):浜田賢二
宗助国(そう すけくに):柴田秀勝
阿比留弥次郎(あびる やじろう):鈴木達央
少弐景資(しょうに かげすけ):立花慎之介
長嶺判官(ながみね はんがん):小野賢章
貝谷権太郎(かいたに ごんたろう):ボルケーノ太田
鹿乃(かの):小松未可子
タツ:米山明日美
サナ:原奈津子
劉復亨(りゅうふくこう):子安武人
ウリヤンエデイ:利根健太朗
金方慶(きんほうけい):松山鷹志