注目の2018年春アニメ「ガンゲイル・オンライン」放送開始まとめ
「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」が放送開始
タイトルが長い・・。2018年春アニメで注目作となる「ガンゲイル・オンライン」が放送開始となりましたので、視聴前の予習として情報をまとめてみました。
人気アニメ【ソードアート・オンライン(SAO)】のスピンオフ作品
この作品は人気シリーズである「ソードアート・オンライン」の派生作品です(通称SAO)。このSAOがどんな作品かと言うと・・実は私は見たことがありません、でした(笑)。「SAO」名前はよく聞くのですがどんな作品でしょうか。
ソードアート・オンラインとは
西暦2022年、千人のユーザーによるベータテストを経て、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)の正式サービスが開始され、約1万人のユーザーは完全なる仮想空間を謳歌していた。
しかし、ゲームマスターにしてSAO開発者である天才量子物理学者、茅場晶彦がプレイヤー達の前に現れ、SAOからの自発的ログアウトは不可能であること、SAOの舞台「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法であること、そしてこの世界で死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを宣言した。
プレイヤーの一人である少年キリトはこの絶望的なデスゲームで生き残るべく、戦う決意をしてはじまりの街から旅立ってゆく。 しかし、後にSAO事件と称されることになるこの狂気のデスゲームは、仮想世界をめぐる様々な事件の幕開けにすぎなかった。
ソードアート・オンライン プロモーション動画
ガンゲイル・オンラインが放送されるにあたって私もSAOを視聴してみました。一言でいうと洋画「マトリックス」のような仮想現実の世界の中で主人公たちが「プレイヤー」となりゲームクリアを目指す物語です。しかしこのゲーム、命が懸かったものとなっているのです。仮想現実内で死ぬと現実の自分も死ぬ、というところもマトリックスと同じで強くこの映画の影響を受けているようです。
マトリックスを作った兄弟、ウォシャウスキー監督が日本のアニメに強く影響を受けてこの映画を作ったということなので「逆輸入」みたいな感じでしょうか(ちょっと違う?)。でも人の心は決められたシステムのルールには決して囚われない、みたいな底に流れるテーマも一緒だったりして上辺をただ真似ただけのものではないですね。
個人的には勢いで見せてくる作品だとは感じましたが、素直に「面白い」と思いました。独りよがりな物語感がちょっと鼻につくところもありますが、なぜか不思議と主人公の心情に寄り添うことができる、そんな物語です。
ちなみにこの世界に登場する「バーチャルゲーム」をプレイするのに、脳に直接干渉する「VRマシン」を頭部に装着します。現在のVRゲーム機と違うのが視覚・聴覚、一部の痛覚等すべての五感をゲーム世界からフィードバックします。
物語のスタートで(アインクラッド編)VRマシン・ナーブギアの「隠された」機能によってゲームオーバーがプレイヤーの「死」を招くことが明かされます。ただし本編「ファントム・バレット(ガンゲイル・オンライン)」ではその機能は排除されていて、ただのゲーム機として描かれていました。
本編の続編「アリシゼーション」も2018年放送決定
ガンゲイル・オンライン(GGO)の世界とは
このSAOの作品世界の「ファントム・バレット」編に登場するのが銃が支配する荒廃したVRゲーム世界、オンラインゲーム「ガンゲイル・オンライン」です。
SAOのスピンオフ小説が原作となり、コミック化もされています。「ゲイル(gale)」は辞書で引くと爆発・嵐などの意味。銃弾が飛び交う「FPS」ゲーム世界をよく言い表していると思います。
“Sword Art Online Alternative Gun Gale Online” あらすじ [ネタばれあり]
180センチを超える長身にコンプレックスを抱えてきた女子大生・小比類巻香蓮は、数少ない友人・篠原美優の薦めでVRゲームを始める。長身の美人アバターを嫌う香蓮は、やがて荒廃した世界を舞台に銃器で戦うMMOFPS『ガンゲイル・オンライン』(GGO)で、念願の低身長アバターに行き着き、プレイヤー・レンとして今まで縁のなかった銃器の世界へ足を踏み入れる。根が真面目な香蓮は独り淡々とゲームをプレイする内に、正体不明の凄腕のプレイヤーとなっていた。
やがてレンは、GGO内で知り合ってスコードロンを組む女性プレイヤー・ピトフーイからチーム戦イベント「スクワッド・ジャム」(SJ)の開催を教えられ、彼女に言われるがままに参加することになる。
私は原作小説は読んでいないのですが、いわゆる「サバゲー」をVRゲームにした物語になるのかな?。SAOでは仮想世界ではあるがそれは現実の世界とつながっている、というところがあってシリアスなエピソードもあるのですが今作はゲームをクリアしていくプレイヤーの活躍を純粋に楽しむというところが大きいのかなと思います。もう少し明るくて軽いノリでしょうか。
プロモーション動画
登場キャラクター
レン(Llenn) / 小比類巻 香蓮(こひるいまき かれん)声 – 楠木ともり
身長150センチに満たない小柄な女性プレイヤー。敏捷性(AGI)に優れており、スピードを活かした近距離戦を得意とする。可愛いものが大好きで、全身の装備をピンクで統一している。メインアームはP90で「ピーちゃん」と呼んでいる。
ピトフーイ(Pitohui) / 神崎 エルザ(かんざき エルザ)声 – 日笠陽子
レンのフレンドで、頬にタトゥーを入れた長身の美女。《GGO》のベテランプレイヤーで、プレイのたびに違う銃を使うほどのガンマニアということ以外は何もわからない謎多き人物。
エム(M) / 阿僧祇 豪志(あそうぎ ごうし)声 – 興津和幸
ピトフーイの知り合いの男性プレイヤー。身長190センチを超える巨漢で、中距離~遠距離戦を得意とし、特に狙撃の腕に長ける。冷静で作戦立案能力にも優れており、チームの参謀役を務めている。
フカ次郎(Fukaziroh) / 篠原 美優(しのはら みゆ)声 – 赤﨑千夏
レンの知り合いで、彼女と同じくらい小柄な女性プレイヤー。VRMMORPG《ALO(アルヴヘイム・オンライン)》からキャラクターをコンバートしているためステータスが高い。その高い筋力(STR)を活かして、六連装グレネードランチャーの二丁持ちで戦う。
当初はプレイヤーそれぞれの素性は隠されて物語が進むのかな?。ソード・オンラインでは途中から仮想のゲーム世界と現実の生活が交互に描かれていましたが今作は?。前作以上に主人公はゲームと現実の乖離が大きそうなので、それも面白そうではありますね。
ブルーレイが予約開始
スタッフ
原作 – 時雨沢恵一
原作イラスト・キャラクターデザイン原案 – 黒星紅白
監修 – 川原礫
監督 – 迫井政行
シリーズ構成・脚本 – 黒田洋介
キャラクターデザイン・総作画監督 – 小堺能夫
アニメーション制作 – Studio 3Hz
主題歌
オープニングテーマ「流星」
歌 – 藍井エイル
エンディングテーマ「To see the future」
歌 – レン(楠木ともり)
アニメーション制作の「Studio 3Hz」とは
前作までの制作会社「A1ピクチャーズ」から「Studio 3Hz」に変更されています。正直あまり聞いたことがない・・(スイマセン)。直近の作品では「プリンセス・プリンシパル」が放送されています。
準備作(?)BLACK FOX プロモーション動画
代表作のプロモーションの動画等を見ると可愛い絵柄のキャラクターでのアクション作品を得意とするのかな? あまりない作風で面白いと思います。
ON AIR
TOKYO MX 4月7日より 毎週土曜24:00―
とちぎテレビ 4月7日より 毎週土曜24:00―
群馬テレビ 4月7日より 毎週土曜24:00―
BS11 4月7日より 毎週土曜24:00―
毎日放送 4月7日より 毎週土曜27:08―
テレビ愛知 4月9日より 毎週月曜26:05―
日テレプラス 4月20日より 毎週金曜21:00―
配信
AbemaTV 2018年4月14日 – 土曜 23:30 – 金曜 0:00 ニコニコ生放送 土曜 23:30 更新 ニコニコチャンネル 土曜 更新
dアニメストア GYAO! FOD バンダイチャンネル ひかりTV J:COMオンデマンド ビデオパス アニメ放題 U-NEXT Amazonプライム・ビデオ NETFLIX あにてれ Rakuten TV DMM.com ビデオマーケット HAPPY!動画 2018年4月16日 – 月曜更新
ムービーフルPlus 2018年4月18日 – 水曜 更新 PlayStation Video 未定 Hulu 未定
最後に
多分「本編」であるソード・オンラインを知らなくてもこの作品「単体」で楽しめる作品になるのではないかと思います。SAOの世界観を借りた「ガンゲイル・オンライン」。どんな作品になるのか放送が楽しみです。
おまけ
ソードアート・オンラインの「ファントム・バレット編(ガンゲイル・オンライン)」の世界を再現したゲームが発売中です。アップデートでアニメのレン、ピトフーイ、エム、フカ次郎が使用キャラクターとして追加されます。