『ゴールデンカムイ』第6話「猟師の魂」【視聴感想】

アシㇼパさん酒に酔って「ヒンッ、死ぬな杉元!」二瓶は熊をゴハンに「勃起ーッツ!!」(笑)

・アニメ『ゴールデンカムイ』第6話「猟師の魂」視聴感想・作品情報等を書いています。作品を楽しむ為の参考にしていただければ嬉しいです。

前回のお話し(第5話)

杉元、白石の助けを借り脱出

「脱獄王」白石の手を借り二階堂洋平を殺した杉元は、鶴見の目を欺き拘束されていた第七師団から脱出、しかし杉元に騙された事に気が付いた鶴見は馬を走らせその後を追います。

しかし乗った馬がアシㇼパが放った毒矢に射られ倒れます。もう追跡をあきらめるのかと思いきや・・

全速力で走って杉元を追いかけ続けます!ターミネーター2に出ていたあいつのように。

「あいつ」の名前、何だったっけな・・。鶴見も無表情で走っていてターミネーター(機械)っぽいです(指がピンと伸びたところも)。

「ゴールデンカムイ」原作コミックでも何かの映画で観たはず、という場面がいろいろと出てきて楽しいんですよね。自分が知らなかったり気が付かないだけで、他にもたくさんありそうです。

前回の感想

Hi.アニ!

食べてもいいオソマにアシㇼパが「ヒンナ!」…

【ストーリー】第6話「猟師の魂」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第6話 あらすじ

過日、小樽の山中でアシㇼパを追い詰め、狼のレタㇻに重傷を負わされた谷垣は生きていた。彼を助けたのは、足を踏み入れた山の熊を全滅させてしまうと言われる凄腕の猟師・二瓶鉄造。二人は絶滅したとされる狼の存在に猟師の血を刺激され、レタㇻとの勝負を渇望していた。そんな中、二瓶の猟犬・リュウがいつもと違った行動を見せる。熊を恐れないアイヌ犬の怯えた姿に、ひとつの確信を得る二瓶――我々は狼の縄張りにいるッ!(HP引用)

アニメ視聴感想(第6話)※ネタばれ注意

アシㇼパの名シーン?「ヒンッ、死ぬな杉元!」

 

出ました、いい感じの変顔!難しい作画だと思うのですが良く再現できています。今週は作画当たり回かな?。しかしさすがにアシㇼパが直接お酒を飲むシーンはなかったですね(原作どうだったっけ?)。

ぬははは、勃起!勃起!勃起ーッツ!!

 

何度「勃起」のセリフが流れたことか・・。仕事とはいえ声優さんは大変です。ベテランなのにこんな早い時間帯にこんなセリフ、ご近所さんの目が気になりそう。しかし今回は見方によってはきわどいシーンがいくつも流れたので、余計な心配だけど苦情とか大丈夫かな?。

なにかとこういうことに最近うるさい人が多いですからね。でも、個人的には「いいぞ、もっとやれ!!」です。

「ニヘイゴハン」熊の心臓の丸焼き

 

作中に登場した「熊の心臓の丸焼き」。ゴールデンカムイはその魅力の一つとしてグルメ漫画(?)の側面も持っているのですが、おいしいのかどうなのか微妙なイメージの食材ですね(脳みそは個人的には無理)。心臓が食材の料理は「ハツ」しか食べたことない・・。

焼き鳥もしくは焼肉のハツしか食べたことがないのですが、熊のはおいしいのかな?食感はコリコリしている?・・いやその前にそもそも熊って食べられるの?。コミックでは熊を食しているシーンはありますが、今の日本で熊を料理として食べることはできるのか?

熊に食べられた(襲われた?)というニュースはよく聞きますが、熊を食べたという話はそういえば周りで聞いたことがありません。

熊肉
熊肉は古来より食用とされてきた。21世紀の現在でも大量には出回らない食材であるクマは全身を食用にでき、肉が少量であっても旨味が強い。汁ものには脂身のある部位のほうが良いスープが出る。東京家政学院大学客員教授の宗像伸子は、熊肉を調理し食用した感想として、脂身は融点が低く、甘みと旨味が強かったこと、肉が少量であっても旨味がスープに溶け出し、野菜にも味がよく染み込んだことを述べている。
石川県の白山商工会によると、寒い地方の熊は、その肉は脂肪部分が多いが、サラッとした脂が特徴だとしている伝統的な日本のジビエ料理として食されるほか、薬膳の材料としても用いられる。熊肉料理はツキノワグマやヒグマが生息する地域の料理でもあり、かつて、熊肉はその土地(地区)だけで消費されるもので、主な料理は煮物や熊汁である。
大日本猟友会によると、日本では、熊肉は北海道から中部までの一部地域で食べられているところ、クマは年間1千から2千頭が捕獲されており、その内の1割程が食用となる。(wiki引用)

なんと全身食べることができるみたい、しかも地域によってはメジャーな存在の様です。「食」に疎い私は知らなかった・・。でも狩猟で捕獲する必要があるので、一般的にはなかなか食す機会が無いということですね。

最近よく聞く「ジビエ」ということですね。ネットで調べてみると野生動物なので臭みがあり、固いので調理の方法にも工夫がいるとのこと。また臭みを消すのには「味噌(オソマ!)」を利用するのが有効だとのこと。

「ウンコじゃねーっつうの」、いや意外です。興味がある方は缶詰め等も発売されているので、加工された食材のほうが試しやすいかもしれません。ご自宅で手軽に「ヒンナ!」できます。それにしてもゴールデンカムイの舞台「北海道」では鍋やジンギスカン料理で食す事が多い様子、しかもスーパーに置いてある事もあるとはウラヤマイ!。美容と滋養によさそう。

※熊は野生動物なので寄生虫等の処理に注意が必要です。日本でも感染の集団発生例があるので、必ず加熱して「生」で食べることは絶対避けて下さい(冷凍されていても危ないみたい)。

最後のエゾオオカ「レタラ」

 

アニメ一話から登場し、アシㇼパがピンチの時にはどこからともなく現れて彼女を助けるエゾオオカミの「レタラ」。史実ではすでに絶滅しているという事だったのですがはっきり何時どんな原因で、という記録は残っていないようです。

私は動物園でも狼を見たことがないのですがコミック原作やアニメでは思っていたより「でかく」描写されています。大きい犬くらいのもんじゃないの、との認識だったのですが実際どうなんでしょう。

エゾオオカミ(蝦夷狼、学名:Canis lupus hattai)は、北海道に分布していたタイリクオオカミの亜種。かつては北海道に分布していたが、本州のニホンオオカミと同様に明治時代から減少し、現在では絶滅したとされる。そのほか、樺太や千島列島にも生息していたといわれる。頭胴長120 – 129センチメートル、尾長27 – 40センチメートル。体毛は黄色っぽく、尾の先端は黒色。両前足には黒斑がある。吻は細長い。ミトコンドリアDNA分析では、塩基配列がカナダ・ユーコン川流域に生息するオオカミのものと一致している。
明治に入り北海道の開拓により獲物のエゾシカが減少し、エゾオオカミは代わりに放牧されたウマを襲うようになったため、1877年に開拓使によって賞金がかけられ駆除が始まった。新冠牧場においても、オオカミによるウマへの被害が酷かったためエドウィン・ダンの提案により、1879年の夏から秋にかけてストリキニーネを用いた毒餌により駆除が実施された。
また、1879年には大雪によりエゾシカ大量死が起こり、さらにエゾオオカミは追い詰められていった。奨励策が廃止された1888年までの間に、1,539頭(官庁に駆除されたものも含めると推定2,000-3,000頭)が駆除された。その後、1896年に函館の毛皮商によってエゾオオカミの毛皮数枚が扱われたという記録を最後に確認例がない。(wiki引用)

エゾオオカミの剥製(北海道開拓記念館)

近縁種ではありますが動画を見ると結構「白い」んですね。漫画でビジュアルとして映えるから体色を白くしていたんだと思っていました。ただし動画のオオカミはカナダに生息している種なので本来のエゾオオカミとちょっとちがうのかも。真っ白だと野生では目立ちすぎます(タイリクオオカミはもっと灰色です)。

絶滅した動物で写真等の資料もないようなので、先に書いたカナダや北極オオカミを参考に漫画は描かれたのかもしれません。しかしアイヌ人に崇められていただけあってオオカミというのは神秘的な顔だちをしていますね。

オオカミは神秘的な生き物ですが人間と暮らしていたレタラは「ムツゴロウ」的なこんな姿も見せます(アシㇼパへの服従のポーズがかわいい)。でも体の大きさは誇張して表現していますね(実際はアシㇼパより小さい?)。ゴールデンカムイを象徴する存在でもある「レタラ」しばらく原作コミックには登場していなかったと思いますが、今は家族と一緒に北の原野で暮らしてるんでしょうか。

「オオカミ」が見られる動物園

北海道の旭山動物園がレタラのように白いオオカミが見られることで有名なようです。

旭川市 旭山動物園 〒078-8205 旭川市東旭川町倉沼 

「ゴールデンカムイ」ファンは聖地巡礼で訪れてみるのも面白いかも。でも北海道は広いので大変そう!。アニメの現在の舞台である小樽から旭川まで車で2時間はかかるようです。

「ジェノスタジオ」作画に勃起!

毎回エンドクレジットの作画監督補佐欄にキャラクターデザインの大貫健一さんの名前が。同じ人が毎回スタッフとしてクレジットされるのはあまり見た事がないので、かなり厳しいスケジュールで頑張ってらっしゃる様です。でもそのおかげで最近は安定傾向、何とか最後まで頑張ってほしいです!。

「ゴールデンカムイ」関連商品

原作コミック
ブルーレイ

 

 

『ゴールデンカムイ』配信

AbemaTV・dアニメストア・Amazonプライム・ビデオ・U-NEXT・Hulu等で配信


スタッフ・キャスト

スタッフ
原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:難波日登志
助監督:川越崇弘
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:大貫健一
メインアニメーター:羽山淳一
銃火器設定:渡辺浩二
プロップ設定:浅沼信也
動物設定:墨佳遼
美術監督:森川篤
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:戸澤雄一郎
CGディレクター:奥村優子/濱田康平
編集:定松剛
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
アイヌ語監修:中川裕
音楽:末廣健一郎
アニメーション制作:ジェノスタジオ
製作:ゴールデンカムイ製作委員会
CAST声優
杉元佐一:小林親弘
アシリパ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
家永カノ:大原さやか
キロランケ:てらそままさき
インカラマッ:能登麻美子
二階堂浩平:杉田智和
月島軍曹:竹本英史
鯉登少尉:小西克幸

   



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